一日に1回のご飯しか食べられなかった子達。
そのご飯だって、少しの量で弱い子は食べられませんでした。
積み上げられた13個のケージには、3つしか給水ホルダーが付けられていなくて。
水さえも飲むことが出来なかった。
未だ、お皿から水を飲めない子もいます。
おやつはケンカをするから食べさせない。
耳を食いちぎるほどの争いになったそう。
この子達はお金儲けの商売道具でした。
楽しみも喜びも味わうことなく、長年生きてきました。
静けさの中で過ごした事はないのか?
日中、吠える子はひとりもいません。
そっと見に行くと、へそ天でひっくり返って寝ています。
夜だって、一声もあげません。
ひたすら寝て、今までの疲れを癒しているかのようです。
お昼寝が終わるころ、フリーにしてあげます。
1時間くらい。
ケージ内で排泄をしない子もいますので、一斉におしっことうんち。
その後、おやつをあげるのですが。。。
皆さん、支援物資の中に美味しそうなおやつを沢山入れて下さいました。
でも・・・誰も食べないのです。
私が食べるふりをして見せてあげても、臭いを嗅いでポイ。
悲しかったです。
最低価格のフードを食べて来た子達は、美味しいものさえ区別が付かないのかな?
それが何なのかさえ、分からない子達。
何回も何回も繰り返していくうちに食べられる子がでてきました。
ちゃちゃはここにいますよ~